北海道産米を使用し、軽快に仕上がった直詰め新酒!
この造り(令和2年)から原料米が「北海道産きたしずく」に変更となった。現在、酒米は北海道産が主流となってきた。温暖化の影響だと思われる。造りの現場も北海道が主役となりつつある。
また、この年より新杜氏へ移行した。造りも新杜氏流へ改めたそうだ。その辺の味の変化はどうであろうか…
純米酒を、古式の『槽(ふね/圧搾機)』からしたたり落ちる酒をそのまま槽場で瓶詰めした生原酒です。
一旦斗瓶などに採り貯めることがないため、搾りのタイミングで1本1本味わいに違いが出る可能性を秘めている。
香りは穏やかだがスガスガしい甘い醪の香り。青々とした発酵臭が感じられる。口に含むとシュワシュワと発泡性を感じる。日本酒度より辛めだ。
酸は多めで柑橘系だが、いわゆる「甘くて酸っぱい」しゃぶしゃぶとしたジューシーな酒質では無く、スダチのような酸味と苦みが渋いタイプ。この辺が従来の鳴海と異なるところか…
後口はキレが良く、余韻は短いが食中酒向きだといえる。
新酒らしさを楽しむのも『良し』、まだ堅いので少し寝かせて味の載ってきたところを楽しむのも『良し』である。
- 原料米/北海道産きたしずく
- 精米歩合/60%
- 日本酒度/±0
- 酸度/
- アルコール度/16度
- 容量:1800ml(要冷蔵)
- 1箱6本入/1梱包、合算5本まで配送可能
※代引きの場合は合算5本まで